本日、北風ツアー用の水中チェックをしに約4年ぶりに大浦湾のサンゴ礁の状況を見に行きました。
カヤックから水中に飛び込んだ途端、あれ?間違えたか?あれ??
GPSに保存していた通りのアオサンゴ群やテーブルサンゴみっちりのポイントへ飛び込んだはずが、そこは視界の悪い濁った海だった。
かろうじてアオサンゴ群は生きていたが色が悪く元気がないようにみえた。
そして、こちらが4年前2016年3月の同じアオサンゴ群↓
水質が恐ろしく違うのが分かると思います。
そして問題はテーブルサンゴ
これでもサンゴが1番生きてる地帯を撮ったが、ここ以外は全てがれば
そしてこちらが同じく4年前、2016年3月の同一ポイント↓
これはどういうことだ。
沖縄本島の他の場所ではサンゴ礁は回復を続け北部はどこもかなり綺麗になってきているのに、大浦湾では一体何が起きているのか。
大雨続きで土砂が流れすぎて水中が濁りサンゴと共生する褐虫藻が光合成ができなくなってしまったのか?
はたまた、水温上昇による白化現象が大浦湾に集中的に起こったのか?
1番想像したくないのは、目と鼻の先にある辺野古埋め立て地に大量に流し込まれる土砂が影響していることである。
何があってもその埋め立てが影響を与えてはいけない。きっと考えて計算し尽くされて土砂を入れているのだと僕自身も思うようにしてきた。
確かな証拠やデータが無いので僕にはなぜこういう状況になったのかわかりません。
経過を観察したり水質のデータを取ってる人はいるのだろうか?もし分かる人がいれば教えて頂きたい。
この水質の状況が続けば確実に大浦湾のサンゴ礁は死滅するはず。
これからも定期的にこのポイントの経過観察を続けます。
埋め立てが珊瑚を殺した。
ジュゴンも。